院長の日誌

認知症でも老人性うつでも、沈みがちな親に

介護予防の場で、親御さんに認知症の兆しが…、というような切実な話題が出ます。家族の心配ごとを話せるところがあれば、今後の不安が少しでも晴れるのではないでしょうか。

診断と治療は専門医(もの忘れ外来など)の判断を仰ぐことになります。家族の負担が重くなりすぎる前に、さまざまな支援の場があること、そこに行ってみることも、ぜひ考えてみてください。

https://www.ncgg.go.jp/dementia/cause/007.html

「認知症うつ」という疾病名はありませんが、高齢でも若年でも、抑うつ状態に、家族によるスキンシップをおすすめします。

「もともと、それほど親密でない」親子にはハードルが高いし、本人が触られて払いのけるタイプだと苛立たせてしまって逆効果です。

また、ケアする手が「こっち!!」と命令する動きでも、うまくいかないでしょう。

声をかけるときに肩に軽く触れる

移動してほしい方向に、腕を導く

そんなイメージで、軽く触れる皮膚刺激と掌の温かさが、良い効果をもたらします。

親が別人になっていくのを見るのは、つらいことです。「本人よりも家族が大変」な状態にならないように、社会全体の理解を深めていきたい。

やさしく触れる、そのやり方を、Shiatsu みくも指圧でご覧になれます。親御さんと一緒に、どうぞ足を運んでください。

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