国立障害者リハビリテーションセンター見学

↑ ロゴマークはやっぱり指!(共感)
出身校・日本指圧専門学校の夏季校外実習に同行し、国立障害者リハビリテーションセンターを見学してきました。埼玉県所沢市にあり、青梅市から東にまっすぐのロケーションです。車で 40 分程度、思いのほか近い場所に、センターを名乗るにふさわしい大規模な施設があることを知り、圧倒される体験でした。https://www.rehab.go.jp/
施設見学は 13:30〜16:30 の3時間コース。運動機能障害のリハビリテーション現場で機能訓練を担当するのは、主に理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方々です。
障害は、目に見てわかる運動機能障害(例:車椅子)だけでなく、視覚障害、精神障害、高次脳機能障害、知的障害…、その全てがこのセンターにありました。凄いです。
リハビリに特化した「病院」を中核に、専門職を育成する「学院」も施設の一部であり、今後、研修部門で勉強したいと真剣に思います。
あん摩マッサージ指圧師は、手技療法の唯一無二の中心でありながら、病院には(あまり)居ません。医療マッサージの診療報酬が低く、専門職配置が難しいためです。
健康→(怪我や病気)→急性期→回復期→自立した社会生活への復帰
という流れのどこででも、手技療法は役立ちます。手技療法は、患者さん本人の自然治癒力を賦活しているイメージです。そのぼんやりとした万能さゆえに、専門化が進んだ医療現場との相性がよくないのかもしれません。